1、頭の良くない受験生は教養科目を怠けろ
教養試験は数学や日本史、社会など
すでに学校で習った科目の試験です。
私のなかで教養試験は点数を稼ぐというよりは、周りの受験生から点数を離されないというスタンスで臨みました。
学校の授業なんてロクに受けてなかった私にとってまさに鬼門。
高得点なんて望むだけ無駄無駄!
教養試験は、これまで勉強してきた実績を問う問題です。
正直言って、小学生の頃から真面目に勉強してきた人とき競うのに、25歳を過ぎてから取り組み始めるヤツが勝てるわけありません。
だからタイトルのとおり、教養試験はどれだけ勉強を控えて(怠けて)他の合格者と差をつけられないかを考え、実践しました。
怠けるとは、 全体の6割を取る最低限の勉強しかしないことてす。
つまり満点を目指す勉強はしないということです。
ただし、大事なのは捨て科目をつくらないことです。
捨て科目は作らないけども、点数の取れそうな簡単なところだけしか勉強しない。
この作戦で私は教養試験を乗り切りました。
2、ここで怠けていい理由
でも、教養試験が「嫌」だから最低限の勉強しかしなかったわけではありません。まあ嫌は嫌でしたが。
以下の2点の理由がありました。
・コスパが悪い
ほとんどの地方上級職相当は、
教養試験と専門試験があります。
勉強されてる方はご存知だと思いますが、
この2つの試験。単に合計点を見て合否を決定しているわけではありません。
教養・専門それぞれの得点の得点に比率を掛けて比べているのです。
その比率は教養1:専門1.5!
そう、教養試験は専門試験の2/3っぽっちの価値なのです。
単純に考えて専門試験を頑張った方が報われますよね。
もちろん足切りはあるから油断はできないでしょう。
でも、私はこの事実を知った時に小躍りしました。
専門試験は得意だったからです。この事実を知ったのも勉強開始からまあまあの日数が経っていました焦
・みんな似たような点数
もちろんとんでもない点数を叩き出す猛者はいます笑
ただ、合格者の得点は6割前後がボリュームゾーンになっています。
私は、公務員試験予備校の模試を
かなり受けましたが、
18〜22/40点が大部分を占めます。
このように、受験生間で差がつかないのです。
これに加え、専門試験の方が得点比率が高いためレバレッジが大きく時間対効果が素晴らしいのです。
以上のことから力を入れるべきは専門試験です。
3、勉強しなくても5点は取れる
腐っても小中高の12年間は学校で
過ごしてきたわけですから、
無勉強でも分かる問題はあるんです。
しかも学校とは違い、5択問題です。
記入式と違いなんとなくこれかな?で
まぐれ当たりすることもあります。
さらに文章理解の現代文のような
知ってる知らないに関わらない問題もあるので、5点は取れるわけです。
4、Takatora流 怠け勉強法
・文章理解
現代文は1冊の問題集のみで勉強を完結させます。
この問題集の簡単かつ出題頻度高めの問題のみ、1日1問試験日まで解き続けます。
1周目は、問題文と回答文を読んだらすぐに解答を読みます。
2周目からは解いてもいいですが、自信がなければ1周目と同じでもいいです。
これを3周4周と繰り返すと解けるようになっていきます。
英文は、英文付き単語帳1冊を潰すまで回転させるにつきます。
難易度は簡単なもので十分です。
これも現代文と同じく、1日1文章を試験日まで読み続けます。
1〜10目までは日本語訳見ながらでも全然構いません。
毎日英語に触れ続けることが大切です。
そうすると、脳に記憶が定着して
だんだんと「こんなことが書いてあるな」
と分かるようになります。
・数的処理(数的推理、判断推理、資料解釈)
数的処理は通称ワニ本と言われる畑中先生の本を選択します。数的処理はこれ一択です。
数的推理版、判断推理版、資料解釈版の3つを買い、これを1日1問試験日まで解きます。私はこの対策で合格点に届きました。
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・人文科学(日本史、世界史、地理、思想、文学・芸術)
頻出かつ簡単な問題を繰り返し解きます。
各科目から1問でるか出ないからぐらいの
問題なので、頑張って勉強してもコスパが悪いだけです。
地理なんて私は、家のトイレでしか勉強していません。笑
トイレに世界地図を画鋲で止めて、各国の輸出物とか気候なんかを付箋で貼り、トイレ中はずっと凝視してました。
家に来る連中は「何これ?」って不思議がってました。当たり前か。
また、試験勉強きっかけで、芸術に興味を持ちました。
なので、休日のデート先は美術館にし、今覚えている画家の作品を見に行って勉強しました。
美術館にデートを選ぶと知的に見えるから彼女の好感度が上がるし、デート先に迷わなくて済むし、画家と作品を覚えられるし、
勝手に一石二鳥なんて思ってました笑
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・自然科学(物理、化学、生物、地学)
こちらも人文科学と同じく、
頻出かつ簡単な問題を繰り返し解きます。
コスパの悪い科目は、最低限の勉強で乗り切る。これ鉄則です。
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・時事
以下の3つを実施しました。
①「速攻の時事」を何度も読む
言わずもがな、公務員試験に臨む大体の人は買っているであろう「速攻の時事」
毎年2月頃に発売されます。
しかし私には相性が良くなく、
覚えたところが出てこなかったです。
たまたまなのか、、
②模試の時事問題を何度も解く
模試の時事は個人的に何度も解いて良かったなと思います。
問われた問題が出たか?というとそんなになのですが、
時事という問題の性質上、試験形式で出題される模試は貴重です
③日経新聞を読む
地味に読んどいて良かったと思います。
新聞記事だけでなく、コラムなどで分かりやすくニュースを理解できますし、
地域の取組なんかも載っているので、
時事問題を越えて小論文にも活用ができます。
そして、数ある新聞のなかで
日経新聞であるのも意味があります。
日経新聞は、テレビニュースでやらない話題にも触れているため、情報取得のダブりがないのです。無駄な時間を抑えられます。
お金に余裕があれば、
ぜひ新聞を購読してください。
※わたしは新聞会社の回し者ではありません。
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