こんにちは!
Takatoraです。
今回からは専門科目に入ります。
人文科学や社会科学など教養系の科目が残っていますが、
勉強し始めるのは10月からでも間に合うので、先に専門系をザッとみていきます。
専門科目全般はこちら
1、合格者も不合格者も得意科目の筆頭である
専門科目で一番始めに取り掛かるのは、憲法と経済学と言われます。
私も例外でなくこの二つを並行して勉強し始めました。
経済学はこちらをクリック!
憲法って小学校高学年でさらっと勉強して以来、ほとんど勉強した記憶がありません笑
始めはとても不安でした。
でも、大学の法学部以外の学生も憲法なんて科目を勉強した事がないし、スタートラインは一緒だ!と、自分を励ましつつ勉強を進めました。
そんな不安のなか勉強を始めたわけですが、
結果的に憲法は得意科目になりました。
構えたほどではないというか、憲法の構造は結構シンプルで、理解が簡単でした。こうなるためのこのコツは後で書きます。
試験においても憲法は唯一満点と計算して試験戦略を立てたんです。
しかし憲法って実は、合格者も不合格者も得意科目にしている「差の付けづらい科目」なのです。
公務員試験の某雑誌のコラムで、実際に受かった人のインタビュー記事があったんですが、みんな揃って「得意科目:憲法、〜」って書いてあるじゃないですか。。
つまり憲法とは得点源科目なのではなく、単に落とせない科目なのです。
だから皆さん、ぜひ点取り科目としてください。
でも張り切る必要はありません。
憲法の試験問題の特徴が分かれば大したことないです。
これは何回も解いてみて分かったのですが、憲法は判例と構造の理解で高得点を叩き出すことができます。
2、憲法は大きく分けて2ジャンル
私の第1希望である国税専門官では専門試験3問、都庁は専門記述のみです。
専門記述は後述しますが、記述できるようになるには、判例・結論(合憲・違憲)・理由を理解する必要があります。
択一問題に戻りまして、
憲法の問題は人権、統治機構の2ジャンルに大別されます。
人権は主に判例になります。少し暗記的要素がありますが、判例をどんどん覚えていくことになります。
一方、統治機構は仕組みを理解することになります。暗記が苦手な人は、統治機構の方が手をつけやすいと思います。
3、Takatora的効果的な憲法勉強法
憲法の勉強法も人権、統治機構で変わっていきます。
まず人権の勉強法からです。人権関係の問題は判例を覚えることになります。
判例って聞くと、アレルギーを起こす人もいるかもしれません。私もそうでした。
でも、そんなに構えなくて大丈夫。
判例は、事由(どんな問題か)、結論(違憲、合憲、違法、、)、理由(なぜその結論にいたったか)の3つを押さえましょう。
この中で肝は理由になります。事由と結論を覚えるのってただの暗記だから苦しいんですよね。
ただでさえ仕事や大学で覚える事柄が沢山あるのに、覚えきれないってなります。
だから、理由が大事なんです。
理由はいわば事由と結論をくっつける接着剤のようなものです。
私はよく声に出して人に教えるように勉強しますが、「この判例の結論はこれ、だってこういうことだからだもん」と、なんでその結論に至ったかを会話形式で覚えることができ頭に残りやすくなります。
ぜひ、この勉強法を参考にしてください。
続いては統治機構です。
そうです、三権分立とか衆議院参議院とかのアレです。
立法行政司法相互の干渉関係や衆議院参議院の関係なんかは、文字に表すよりもイメージ図を作るのがオススメです。
こんなのを頭に入れて問題集を解きます。
なんでこれが良いかというと、イメージ図外の問題はほぼ出題されないからです。当たり前ですよね。
私は統治機構を勉強した当初は何が何だかちんぷんかんぷんでした。でも、自分なりのイメージ図を作って問題を解いてみたらバンバン正解することができました。
特に私のような勉強の苦手な人間には、頭でイメージ図を覚えることはおススメです。
参考にどうぞ!