独学公務員)Takatora 電車運転士や古民家などなど

高卒で電車運転士しながら独学で県庁のキャリアへ転職。築100年の古民家に住む。現在無職…どうするTakatora

倒れない計画術

こんにちは!

Takatoraです。

 

公務員試験やその他勉強に役立つ書籍を紹介する企画をやります!

 

Takatoraの「戦術書」とは、「試験という戦に勝つための勉強に役立つ本」のことです。

 

タイトルだけ見ても、「?」ですよね。

ちょっと戦国っぽくしたくて、すみません。

 

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私は勉強とは別に1週間に1冊に話題の本を読むことを習慣化しています。その中で公務員試験の合格に役立ちそうな本をピックアップしておススメしたいと思います。

 

公務員試験の受験生時代はほとんど本を読みませんでした。

しかし、本を読み始めてから「こんな勉強方法があったんだ」など新たな発見をする事が多く、本を読んで実践すればもっと楽にパスできてたのかなと思います。

 

公務員試験は沢山の勉強時間が必要なため、本を読んでいる暇は無いです。

そのため、Takatoraが勉強に役立ったり、話題になった本を紹介することで、ちょっとでも皆さんの時短に繋がればと思います。

 

まず記念すべき1回目は勉強のスタートに大事な「計画」についてです。

計画ってご存知のとおりメチャクチャ大事です。私でさえも過去にこんな記事を書いてます。

 

www.dokugaku-komuin.com

 

 

みなさんこんな経験ありませんか?

目標達成のために計画を練ってつくったのに、計画どおり事が進まず、途中で挫折してしまった。。

 

特に公務員試験のような長丁場の計画を達成させるのは至難の業です。

 

そんな悩みを解決できる本を紹介します。

 

 

1、私も何度も挫折したんです

 

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私も公務員試験のために計画を立てました。

 

計画作成するときに意識が高くなる自分がいて、結構無理難題なスケジュールを組んで挫折しかけてしまうことがありました。

 

私の陥りがちな計画の特徴は以下の3つです。

 

特徴①1問解くための見積もりを誤り、時間が足りなくなる

 

これは仕事でもあやうくしそうになります。

 

あれもこれもやりたい欲求と、能力の過信によって、つい多めにスケジュールに詰め込んでしまうんです。

 

特徴②自分をすごく頑張れるヤツだと思い込んでスキマのない勉強スケジュールを立ててしまう。

 

みなさん計画を作成する時って、意識を高く持ってしまいがちではありません?

 

私がそうで、「お、この時間も空いてる」とか、「このタイミングて勉強するのも良いな」と隙間なくびっしりとスケジュールを組んでしまい、怠けたい気分なのに怠けられない状態が続き、挫折してしまう。

 

それで、もう一回スケジュールを組んでみたけど、可笑しな話でまたキツキツの時間割を作ってしまう。

 

こういった挫折の連続で嫌になり、勉強そのものを辞めてしまう。

勿体ないですよね。

 

特徴③妄想が強いため、計画作成した段階で満足してしまい行動に移せない。

 

本末転倒な話です。目標達成のために計画を作成したのに、計画作成が完了したところで謎の達成感を感じてしまい、行動に移せない。

 

私はあれこれ考えることが好きで頭の中で話が完結してしまうんです。

 

2、計画をバッサバッサ倒してしまう人へ

 

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以上のように計画を作ったり、実行したりするのが苦手な方へおススメするのが、Daigoさん著の倒れない計画術です。

 

倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!

倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!

 

サブタイトルにもありますが、「まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!」って面白そうだし、印象に残りますよね。

 

この本ではまず、段取りがうまくいかない人は3つの誤解をしていると言っています。

 

それは、

①モノサシがないまま動き出す

②あれもこれもできると思い込む

③挫折を計画していない。

でした。

 

私が失敗した経験の全てに該当していました笑

本を買うときに少し立ち読みをしてから決めるのですが、この本ではこの3つが当てはまることが分かった瞬間、購入を決意しました。

 

この3つの誤解を知ることが段取り上手になる知識を身につけるための事前準備なんです。

 

話はそれから、3つの誤解をそれぞれサポートするテクニックが書かれています。

例えば、「モノサシがないまま動き出す」では、まず自分のモノサシづくりを作るよう書いています。

 

具体的には、問題を1問解いて答えと解説を読んで理解する時間は何分かかっているのか、トイレ休憩をしようと立ち上がって用を足し、座席に座って勉強を再開するのには何分かかっているのか、一つ一つの作業を分解して、かかった時間、手間などを記録していきます。

 

このように労力を数値化しておくことがモノサシを持つことができます。

 

そして、これをよりステップアップして、仕事や日常生活を送る上で行なっているあらゆる作業にどのくらいの時間がかかっているのか測ることをオススメしています。

 

そうすると、基準となる数値を基として、きちんとした見通しのもので段取りを立てることができるようになります。

 

いちいちログを取るのは面倒な作業ですが、非常に有効だと思います。

 

その後、この本には「正しい計画へと導くたった一つの原則」「計画どおりに進めるための7つのテクニック」と続きます。

 

現在、最も効果的なゴールの設定方法とされているのは「MACの原則」であり「本当に自分が取り組むべき目標かどうか」をチェックする。テクニックでは、意志の力に頼らないことや、あえて挫折を前もって計画する時間を設けること、プレッシャーを減らすための方法など科学的な見地からテクニックを伝授してくれます。

 

3、計画は仕事や勉強だけではない

 

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何も計画は仕事や勉強など特別な目標がある時のみ作成するものではなく、日常生活を有意義に過ごすための計画も有効です。

 

例えば、本ではパートをしている主婦のスケジュールについて、Daigoさんは色々アドバイスされています。

 

ビジネスパーソンに限らず主婦・主夫の方だって、何か新しいチャレンジをしたいでしょうし、チャレンジできるスケジュールを決めた方がいいに決まっています。

 

また、家事を習慣化することにより、より効率的に時間を短くすることができます。

 

もし、計画作成がうまくいかない、実行しても挫折してしまうなら読んで損はない1冊です。