こんにちは!
Takatoraです。
今回は面接の中でも、やりたくない部類であろう集団討論について書きます。
面接についてはこちらをぜひぜひ
集団討論と聞いてどんなイメージを持ちます?
「めんどくさそう」「面接よりやだ」「どんな人と話すのかその時になんないと分かんないし、メンバーによって当たりハズレがありそう」
そんなネガティブな声が聞こえてきそうです。
かく言う私もこの集団討論、一度だけ経験した事がありますが、行きたくなさすぎて2次試験辞退しようかと躊躇した1人です。(結果、合格しましたがここで働いてません。決して詮索しないよーに)
でもこの集団討論、、、必勝法がある!!
ライアーゲーム風に言ってみました。松田翔太さん最高
とまではいきませんが、個人的に「こういうことをやってよかったな」とか、「ここをこうしたらもっとうまくいったんじゃないか」みたいなところがあったので、余すことなく伝えていければと思います。
1、公務員の集団討論って?
集団討論っていろいろなパターンがあるかと思いますが、公務員に関しては「話し合いにより全体最適を探る作業」がであるいえます。
公務員の集団討論の場合、「相手を論述で打ち負かしてやろう」とか「俺の私の意見を通して出世してやろう」という思考はナンセンスです。
考えてください。公務員の仕事ってなんでしょう?
所掌範囲の国民・住民全体に最適な政策を打ち出すことです。
利潤最大化ではありません。そのため、まわりを考えずに自分の意見をごり押しするような態度は敬遠されます。
あなたは、いろんな受験生の意見を尊重しながら、それを全体最適へ調整するような役目になる必要があります。
私も集団討論で素晴らしい意見は全く言ってませんし、私の意見は不採用でした泣
集団討論をするメンバーはライバルですが、その時間は同じ舟に乗った仲間です。「俺だけ私だけが合格してやる」と考えていませんか?
それよりも、「こいつらを全員合格させてやる」ぐらいの気持ちの方がメンタル的にもいいです。
2、あらかじめ本番までに「お題」が与えられている場合
これはチャンスです。ぜひその「お題」に対して全力で調べてください。全力で調べることには以下のメリットがあります。
①単純にその論点に対し詳しくなる。
②集団討論に対して一種の自信と余裕が生まれる。
特に②の効用が意外とでかいです。
「そんなのスマホで調べるし」そう思う人もいるでしょう。
でもそれだけでは全く足りませんし、その他大勢の受験生と同じ土俵に上がれただけで、優位になってはいません。
私はその分野における入門書から専門書まで5冊は読みこみました。これのおかげで合格できたといっても過言ではありません。
私は集団討論前に専門家なみに調べて(むしろ研究したといっていいぐらい)いたおかげで、当日全然緊張しませんでした。
でもここで「専門用語バンバン使って調べたんだぜ」アピールしてはいけません。公務員で目立ったスタンドプレーはダメ、絶対。
薬物禁止フレーズですねこれ。
目立ちたかったら是非、起業するか民間企業に勤めてください。
公務の主役は住民です。
私も民間企業出身ですがこの考えを変えるにかなりの時間を要しました。
でも感じたんです。
住民のために動けば自然と公務員は目立つんです。
なんか逆説的ですが。
話がそれましたので、元に戻します。
その「お題」に関して、専門家にぜひなってください。
3、斬新な意見をぶちかます
「おいおい、さっきまで喧嘩口調で目立っちゃいけないとか言ってたくせに、なんやねん」そんな声が聞こえてきそうです。
安心してください、矛盾してません。
これから説明します。説明がへたくそで「は?やっぱ矛盾視点じゃん」と思った人。ごめんなさい。
もっと文章力あげます。
斬新な意見ってどんなことだと思います?
公務員に関していうと、それは「住民の賛否が真っ二つに割れる意見」です。つまり、議会はもちろん内部調整の段階で消される意見です。
「それじゃあ面接官に反発くらってENDやん」
、、、はいそうですね、続けます。
斬新な意見の使い方とは「主の主張は現実的な意見を推す。しかし参考意見として斬新な意見を主張する」です。
「極論すぎて認められないのは分かってんだけど、一部で熱狂的な支持者がいるし、多様性・少数派尊重の観点から意見出ししなければ民主主義とは言えないので言う」です。
だからメインとして使ってはいけません。
最後に言いたいことはありませんか?とかそんなタイミングでぶちかませばいいのです。
でも、ダメですよ。斬新な意見に慢心して、メインの話し合いでほとんど参加できなかったら。
日本国民・地方自治体住民には皆さんが思う以上に多様な人たちがいます。
公務員になると「こんなニッチな産業にも自治組織があるのか」とか「こんなこと思うの日本で何人もいないんじゃない?」的な場面に出くわします。
たかが集団討論だがされど集団討論、公務員になったあとの仕事にも、こうした作業は役立つはずです。
4、んじゃ、どうやって斬新な意見を考えるのさ
そう思ってくれたとしたら私の文章を理解してくれたのですね、ありがとうございます。
「それは、専門書などを読み込めばおのずと考えがでてくる!」
、、、すんません、そういう答えは求めてないですよね。
ちゃんと言います。
一つの問題の解決策を考えるときって、よく「視野を広く持って考えよう」って言われません?
集団討論も同じなんです。具体的に言うと、
「他の自治体はどのような対策をしたか」
「過去(歴史を振り返って)どんな対策をしてきたか」
「日本を飛び出して世界ではどのような対策をしているか」
「民間の対策は参考にならないか」
いくつか例を挙げましたが、そのどれもが受験するところにそのままマッチするかというと微妙なものばかりです。
でも、そのどれもが対人間が豊かになるための対策です。
こういったところから出発して、現実的な対策にアレンジして意見を固めるのはアリでしょう。
理解できましたか?「ちょっと何言ってるか分からない」と思った人ごめんなさい、文章力もっとあげます。そしてサンドウィッチマン好きです。
「面接よりも筆記!いまは集団討論なんかにかまってる暇はないよ」そういう人もいるかもしれません。そのとおりかも。
でも、筆記試験が終わったあとって燃え尽き症候群になる人が多いって言います。
そして面接で落っこちるなんてもったいなさ過ぎてかける言葉もありません。
そんな一人にならないように多少は準備をしてくださいね。