独学公務員)Takatora 電車運転士や古民家などなど

高卒で電車運転士しながら独学で県庁のキャリアへ転職。築100年の古民家に住む。現在無職…どうするTakatora

インプットばかりでアウトプットのない勉強はただの便秘ちゃん

おはようございます。

 

Takatoraです。

 

今回の「Takatoraの戦術書を読む」は、今年話題の本、「学びを結果に変える アウトプット大全」です。

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

 

 

 みなさん、アウトプットの重要性はご存知ですか?

 

「そんなもん知っているわ」と頭では理解している方も多いのではないでしょうか。

 

そうですか、やってますか。

 

では、実際の勉強でもアウトプット中心の勉強を実践していますか?

 

「もちろんやってるよ。テキストを読んで理解してから問題集を、、、」

 

ちょっと待ってください!

 

それではダメです!

 

アウトプットにコミットしてません。

 

コミットするためのインプット・アウトプットの黄金比なんかもこの本には載っています。

 

(このブログでものちほどお伝えします)

 

この本、受験生にとって読みやすいです

 

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「本、だから読む暇ないって」

大丈夫です。

 

この本は各トピックが2~4ページにまとめられている構成だから、自分の気になったトピックだけ選んでそこだけ読むって方法もできます!

 

、、、それでも勉強に忙しいですもんね。

 

では、勉強に役立ちそうなトピックをいくつかまとめましたので、どうぞご覧ください。

 

2週間に3回使った情報は、長期記憶される

 

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人間の脳は、「重要な情報」を長期記憶として残し、「重要でない情報」は忘れるようにつくられています。

 

「なんで忘れるようにできてるんだよー。せっかく覚えようとしているのに」

 

でも、この忘れさせてくれる能力って大事だと思いませんか?

 

たとえば失恋。

 

いつまでも振られた時の記憶が鮮明に覚えていて頭からどうやっても消せないとどうなるでしょう。

 

かなり残酷ですよね。

 

失恋なんてのは時間だけが解決してくれます。(経験談)

 

時には忘れたい記憶・忘れないと支障をきたしてしまう記憶ってあると思います。

 

だからこの忘れる能力ってのはなかなか優秀な機能であるんじゃないでしょうか。

 

「重要な情報」とは、インプットしたあとに何度も「使われる情報」です。

 

つまりインプットしても、その情報を何度も使わないと、すぐに忘れてしまうのです。

 

だからアウトプットは大事なのです。

 

  5分だけやってみる

 

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仕事や勉強を瞬時に始める方法があると、あなたの仕事や勉強はものすごくはかどるに違いありません。

 

そんな夢のような方法が、あります。それは、「まず始める」ことです。

 

これは個人的におすすめです。

 

たとえばジム。

 

「バーベル持ち上げるのつらいなあとか筋トレや有酸素運動きつそうで今日は事務へ行きたくないなあ」って考えちゃう日って必ずあります。

 

でもその時は

 

「今日はベンチプレス60キロマックスでいいか」とか、

 

「ジムの風呂につかるだけでいいや」

 

のような気持ちでいいのでジムへ行ってしまえば、

 

「ベンチプレス90キロやってみるか!」とか

 

「有酸素1時間行って脂肪燃焼させよう」

 

といった気持ちが自然と生まれて

 

結果、「あー、今日無理してジムに行ってよかったなあ」な気分に毎回なります。

 

勉強も一緒です。

 

クレペリン検査で有名な精神科医のクレペリンが、このような現象を「作業興奮」と呼んだそうです。

 

ですから、やる気を出したいときは、「まず始める」しかないのです。

 

「やるぞ!」と宣言して、簡単な作業からスタート。まず、5分だけ頑張りましょう。

 

 「暗記」3:「問題集」7が勉強の黄金比

 

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お待たせしました。

 

インプットとアウトプットの比率です。

教科書や参考書を読むというのは、インプットです。

 

問題集を解く、過去問を解く、模擬試験を受けるというのは、アウトプットです。

 

ただ、教科書を反復して暗記するだけでは、記憶には残りません。

 

問題を解く=「知識を使う」ことで、脳は記憶に残そうとするのです。

 

脳の仕組みからいってアウトプット中心の 勉強の方がいいことが分かっています。

 

ですから、テキストを読んで完全に理解する手前で問題集をバンバン解くのです。

 

教える

 

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最強の勉強法はこれ。

 

教えるです。

 

本書では、80個のアウトプット法をお伝えしていますが、これらの中で最も自己成長につながる「最強のアウトプット法」をひとつだけ挙げると、それは「教える」ことです。

 

「でも、先生でもないし教える機会なんてめったにありません」

 

確かに受験生にとって人に教える機会は極小です。

 

しかし、本書では教える機会はつぎのとおりあると書いてあります。

 

(1)個人的に教える、友達同士で教え合う。

(2)講師を引き受ける

(3)勉強会や研究会に参加する、立ち上げる

(4)プロ講師になる(お金をもらって人に教える)

 

この中だと、(1)が一番現実的でしょうか。

 

ところで(2)で講師を引き受けた際、その分野についてまだ未熟であった場面というのが、社会人になってかなり遭遇します。

 

その時であっても積極的に講師を引き受けることをおススメしますし、本書も同じ勧めいます。

 

講師として教える際、一番成長できる人は誰だと思いますか?

 

まぎれもなく講師が一番知識が定着して大きく成長できます。

 

独学だからアウトプットできないよ

 

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そういう人もいると思います。

 

そのとき私が実際に行った方法は、「誰かに教えるようにしゃべりながらスマホで録画・録音する」です。

 

スマホをアウトプットの道具にしてしまうんです。

 

それが恥ずかしい(?)ときは鏡に向かって同じことをするのがおススメです。

 

私も、本当に勉強に詰まってしまった時はブツブツとスマホ(携帯?)に録音しながらしゃべっていました。

 

これははたから見ると??!な感じですが、本当におすすめです。

 

いかがでしたか?

 

長々紹介しましたが、紹介していないトピックはあと70個以上もあります。

 

他に有効な方法を知りたい場合はぜひこの本を読んでみてください。

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

 

<参考図書>

樺沢紫苑『学びを結果に変える アウトプット大全』サンクチュアリ出版、東京、2018年