おはようございます。
Takatoraです。
今回は、国税専門官を受けるにあたって必要な税務署見学について書いていきます。
結構前なので、記憶が飛んでる部分もありますが、記憶の限りを尽くして書きます。
国税専門官とは
まずは、一般の方に馴染みのない国税専門官について。
国税庁は、納税者の自発的な納税義務の履行を適正かつ円滑に実現することを使命とし、内国税の賦課・徴収を行う官庁として、国の財政基盤を支える重要な仕事をしています。
国税専門官は、国税局や税務署において、税のスペシャリストとして法律・経済・会計等の専門知識を駆使し、国税調査官、国税徴収官、国税査察官といった職種に分かれて活躍しています。
〈国税庁HPより引用〉
一言で言えば、国税専門官は、税金の賦課・徴収業務を税務署や国税局で行なっている職員のことです。
会社に出向いて、適正に税金を納めているのかチェックしたりします。
馴染みのない方は、こう聞いてもちょっと分からないですよね。
だから国税専門官試験事務局は、国税専門官の仕事内容を分かってもらうために、面接前に税務署へ見学に行くことや、国税局での説明会を実施をしています。
私も、筆記試験終了後、地元の税務署へ電話をし、見学の申し込みをしました。
人生とは無縁だった税務署
(初めて行くと緊張する・・・)
サラリーマン人生を全うするのであれば、行くことはまず無い税務署。
サラリーマンだったら、地元の税務署がどこにあるかさえ分かりませんよね。
当時民間企業で働いていた私も例外ではありませんでした。
国税専門官は筆記試験に合格すると、国税専門官試験事務局面接前に税務署の見学に行くことを推奨されます。
まず、見学申し込みの電話がかなり緊張しました。
当時、私の抱いている税務署のイメージは「税務署=警察署」だったからです。
「どんな応対なんだろう」とドキドキしながら、 電話をすると以外にも丁寧で好意的な応対でした。
だから、国税専門官志望の受験生は安心して電話してくださいね。
同じ日に見学に来た志望者の面々
当日、地元の税務署に行き、受付に行くと、またしても好意的な応対を受けました。
「なんだ、私の抱いていた税務署=警察署って違うのか」
結構安心した記憶があります。
見学に来た旨言うと、応対してくれた方は事務所へ電話をし、案内してくれました。
当日、一緒の見学だった人数は私を含め6人ぐらい。
年齢は20代前半〜中盤。私が一番年上かなー。
男女別だと、男性4人、女性2人だったと思います。
この中で国税専門官を第一志望の人は、男性2人ぐらいでした。
第一志望の人は、体育会系の匂いをビンビン感じました。税金の徴収という大変な仕事ですから、タフな人間が必然的に志望するのかな?と思いました。
残りの人はどちらかというと文化系でした。国税専門官は滑り止めという印象。
いつかのテレビで観たアレをするのか
税務署職員のデスクのあるフロアに入ると、そこには大量の税務職員が!
その半分はデスクにいなかったので、現場に行っているのかな?
また、遠くには私服の人も。どうみても一般人には見えませんでした。雰囲気が税務職員です。
きっとこれから覆面調査をするのでしょう。よくテレビのドラマやドキュメンタリーで見るあれです。
ほら、こういう。
本当にやっていたんだ。
気さくな現役国税専門官
当日の見学に対応してくれた方は、40代半ばの男性職員でした。
見た目はなんというか、有名人で言うと浅野忠信さんをマイルドにした感じでした。
見学終わりに飲み物をごちそうしてくれる気さくな方でした。
税務職員のデスクにいた人たちは、大体体育会系でしたので、こういったインテリ系の方がいてくれたことにはホッとしました。
私も体育会系でしたが、ガチガチではなかったので。
当日の見学スケジュールは、
・署長(or副署長)から挨拶をいただく
・手元に配られた資料に沿って浅野忠信さんから説明をしていただく
・質疑応答
詳しい内容は、、、すみません、覚えてません!
税務署はそこまで怖いところじゃない
ということで、終始穏やかに終わった税務署見学でした。
国税専門官受験生のみなさん、税務署見学はそこまで肩肘張らなくて大丈夫ですよ!
もちろん大人としてのマナーは必要ですが、分からないことがあればバンバン質問していいと思います。結構謎な職業ですしね。
私も、この見学で税務署のイメージはガラッと変わりました。
いい経験でした。