おはようございます。
Takatoraです。
みなさんは本を読んでいて、こう思ったことはありませんか?
「読んでみたけど、振り返えると何が書いてあったのか覚えてない」
「理解して有益だと思ったつもりだけど、具体的に実践できない」
せっかく貴重な時間を使って書いたのに、もったいないですよね。
今回はそんな「本の内容を知識として定着させる」解決法を3つ書いていきます。
目次から何が書いてあるか予想してみる
まずしっかりと押さえるべきは目次です。
目次はいわば本の地図になります。
ここで、どのようなことが書いてある本なのかが分かります。
「そんなの当たり前だよ」と言われるかもしれません。
安心してください!ここからが本題です。
目次には、記憶を定着させるとっておきの利用方法があるのです。
目次には大タイトル中に小さなタイトルがたくさんあります。
その各小タイトルの中身にはどのような事が書いてあるのか、予想してください。
あまり一生懸命予想する必要はありません。
ボヤッとでいいです。
例えば小タイトルが「2020年の日本はこんな事が起きる」だったら、「東京オリンピックで日本が盛り上がる的な事が書いてあるのかな?」ぐらいで大丈夫です。
予想できたら、実際に小タイトルのページを読んでください。
そしたら「予想どおりだった」とか、「まったく予想と違った」などの結果を得られます。
この結果に対する自分のリアクションが記憶の定着に役立つのです。
しかも予想に反すれば反するほど脳に定着するのです。
これは、自分の期待どおりだったときよりも、期待を裏切るときのほうが自分の感じるインパクトが大きいからです。
読者にならない
「本を読むのに「読者にならないように読む」なんて矛盾してない?」そんな声が聞こえてきそうです。
この「読者にならない」っていうのは、本に対して受動的にならないということです。
人はインプットよりもアウトプットのほうが、記憶に定着するといいます。
そのため、ただ本の内容を読んで吸収しようとするのは、あまり効率の良くない方法なんです。
与えられた文章をただ受け入れるのは、情報を得ているだけです。
ではどうするか。それは、記者のように「質問を考えながら読む」のです。
情報と知識はまったく別物です。質問を考えながら読めば、情報が知識になるでしょう。
具体的に書くと長くなるので、次回以降の記事で書きます。
知識を吐き出す
本を読んだら時間を開けずにアウトプットしましょう。
アウトプットする方法は
・ブログに書く
・人に教える
・YouTubeで紹介する
などなど色々ありますが、一番手っ取り早いのは紙に書くことです。
紙に書くことは一番ハードルの低く、かつ目に見える形になるので知識の定着にもってこいです。
まとめ
せっかくいい本と出会えても、ただ読んでいるだけだと全く知識として定着しないまま終わってしまうこともあります。
アウトプットの重要性が叫ばれて久しい今日このごろですが、良書の出会いを良い機会とするためにも、知識の定着する読み方を実践した方がいいかもしれません!
〈参考文献〉
西岡壱誠『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』東洋経済新報社、東京都、2018年