おはようございます。
Takatoraです。
会社の核である人事と人間の心境について書いていきます。
今回はわかりやすく「会社」を題材にしますが、基本構造は公務員と一緒です。
- 自分より優秀でない人材を選んでしまうという事実
- 先輩は立てながら、盛り上げよう
- できる人材に不可欠なことは、結果で証明すること
- 実行すること、実際にやっていることが大事
- 一人一人ができる職員になることが望ましい
自分より優秀でない人材を選んでしまうという事実
これは現実によくあることです。
人間性も能力も高いとは言えない人は、大企業でもいらっしゃいます。
そして、そういう人が特に民間の受験生が多い会社では、面接官として初期段階で登場することがあります。
その面接官の判断基準は、「自分の後輩として一緒に働きたいか」というところです。
その場合、
「自分の後輩として使いやすい人材=自分の言うことを書きそうな人材=自分がハンドリングしやすい人材=自分より優秀でない人材」を無意識に選んでしまう人が少なくないのも現実だ。
これは、自分がその立場になったら分かると思います。
同じ会社に自分より優秀な人が入ってきたら、鼻につきますよね。
本来は会社の利益のために自分より優秀な人こそ採用すべきなんですけど。
先輩は立てながら、盛り上げよう
ここで求められることは、
「能ある鷹は先輩を立てながら爪を上手に見せる」ということだ。
「自分よりはるかに優秀だ。こういう後輩がいたら本当に心強い」という印象を与えることができなければ、コミュニケーション能力に長けているとは言えない。
できる人は、おおっぴらに自分はできる人間だと言いません。
自分の能力を工夫しながら見せていくのが本当に上手です。
私も勤め人時代、様々なタイプのできる人と仕事をしましたが、本当にできる人というのは嫌味がないです。
できる人材に不可欠なことは、結果で証明すること
口では素晴らしいことを言っても、そういった未来の宣言だけでは、「本当に?」と思われたりして、説得力がいまいちです。
やはり、アイデアを形にできる人なのかどうかの判断は、すでに何らかの結果をすでに出しているかどうかにかかっていると思います。
どんなに言っていることが立派でも、実際にやっている人の方が確実ですし、やれる人ならすでにやっているだろうと思われるからです。
実行すること、実際にやっていることが大事
「宣言したりプランを練っている暇があったら、着手しろ!」
なんだか自分に言われてるみたいです。
実行すること、結果で証明すること。
これはできる人に不可欠なことであり、それは社会人でもなんでも同じことが言えるということです。
一人一人ができる職員になることが望ましい
できる人について整理します。
デキル人とは、会社で活躍する人、すなわち実績をあげる人のことである。
では実績をあげるのは、どういう人かというと、主体的に取り組み自立していて、かつ人間的、人格的に優れた人であり、かつ自分で新しい価値をつくり出せる人、すなわち自分のアイデアで実績に貢献できる何かを実現できる人のことなのである。
上記の人物を想像すると、ガツガツ利益にこだわる嫌な人なイメージがありそうですよね。
実はその反対で、できる人は人格者でないと実績をあげることができないのです。
人間的に優れてないと、今抜群の実績をあげても、それは短期的な成功に終わってしまう可能性が非常に高いと思います。
会社も同じです。会社の存在意義は利潤最大化ですが、その考えだけで果たして会社として長く愛されるでしょうか。
そもそも会社は、それに関わる全ての人を幸せにするために存在していくべきだと思います。
利益をあげるのは、あくまでも手段に過ぎないです。
この意識を一人一人の職員が持ち、会社から自立し、できる職員として活躍するのが望ましいありかたではないでしょうか。
参考文献〉
杉村太郎、熊谷智宏『絶対内定2018』ダイヤモンド社、東京都、2018年