おはようございます。
Takatoraです。
自分の能力特性を知る
まずは、自分は何が得意なのかを知ることから始まります。
あなたは覚えることと考えること、どちらが得意ですか?
記憶と思考のどちらかが苦手でも、得意なほうを武器にすることを考えれば「合計点」を上げることができます。
覚えることか考えることか。
自分はどちらが得意なのか分かっていれば、やりたい仕事に対して能動的に動くことができます。
自分の得意分野を知れば、場合によっては「できない」と意思表示したり、他の人に任せたりすることも必要です。
チャンスが巡ってきたからといって、勝てない戦はするものではありません。
また、与えられた仕事は何でもやらなければという、受動的なスタンスは成功のチャンスが得にくいです。
そういったことが起こらないようにするためにも、自分の得意不得意を知ることは大切です。
マイナスの特性をプラスに変える
人の気持ちが読めないアスペルガー症候群や、じっとしていることが苦手で注意散漫になりやすいADHDなど、一般的にマイナスだと言われている要素も、今ではむしろ有利に働く場面があります。
例えばADHDの人は、確かにまとまった時間同じ仕事を続けるのが難しいというだけで、数分程度なら落ち着いていられます。
しかも、その数分程度の間は逆に、並外れた集中力を発揮します。
これを生かすことにより、マイナスの特性をプラスに変えるのです。
例えばトーマス・エジソンは、ADHDであったと言われます。
エジソンの場合は、母親のユニークな教育によってたくさんの知識を身につけ、多くの偉大な発明をすることができたのです。
頭がいいとは何か
頭がいいって何でしょう?
学力?自頭?
頭がいいとは、学校の勉強が出来る人なのではなく、音楽的知能が秀でていたり、身体運動的知能がずば抜けていたりすることも含みます。
頭のよさはひとつではありません。
その世界において、誰も小室哲哉さんやハンマー投げの室伏広治さんを頭が悪いとは思わないでしょう。
認知心理学においては、知識が多いほど「頭がいい」わけではなく、その知識を応用できることが頭のよさであるとされています。
色々な思考パターンに触れる
ロジカルな人ほど、自分の論理が正しいと思い込んでしまう傾向にあります。
数学の証明が代表例ですが、正解・知識としての事実はひとつでも、それに対する考え方はかなりの数があります。
かなり数があるのに、ひとつの考え方だけが正しいと思い込むのはリスクが高いです。
ひとつのことに対してひとつのことしか考えない。
論理的に見えますが、頭がいいとは言えません。頭が固いといえます。
ひとつのことに対して、いろいろな考えができる人こそが、「頭のいい人」
ではないでしょうか。
自分にとってのゴールを考える
これから勉強を始める人は、勉強をする前に、
「何のために勉強するのか」を明確にする
ことが必要です。
会社の中で生き残りたいからか。
転職のためか。目的に応じてするべき勉強は変わってきます。
まず目的があって、そこからするべき勉強があります。
勉強は手段です。手段を目的化しても勉強の効果は表れません。気をつけましょう。
一流大出でも馬鹿になる
多くの人は「頭のよさ」を固定的なものと捉えています。
一度頭がよくなった人はずっと頭がいいと思いがちです。
しかし、いくら東大を出たってその後勉強しなければ馬鹿になりますし、三流大卒でも継続して勉強すれば頭がよくなっていきます。逆転だってありえます。
よく職場で、「あの人は某一流大学を出てて…」なんて聞こえてくることがあると思います。
そんなのは、某一流大学を出ている人にとっても迷惑な話です。
本当に頭のいい人は、「昔頭がよかった人」と話すよりも、「今賢い人」と話すほうが魅力を感じると思います。
昨日の自分よりも今日の自分のほうが賢いと言える人、学歴関係なく「昔の自分は馬鹿だった」と思える人が、真の頭のいい人ではないでしょうか。
私もブログだから、「高卒でも地方上級レベルの公務員になれるよ!私はなれたぜ!」なんて恥ずかしげも無く言っておりますが、リアルの場では、絶対に昔の話をひけらかしません。
たかが地方上級レベルです。
例えを変えると如実に分かりますが、過去のモテ自慢する人は今モテてないですよね。
それと一緒です。
過去より今、今より未来の方が賢い自分である。
そうやって勉強を重ねれば、誰でも頭のいい人になれるのです!