ども、Takatoraです。
古民家、打合せてきました!
今の古民家解体具合はこんな感じ↓
床は全て剥がし、仮筋交を入れて倒れないようにしてる。
増築部分のキッチン、洗面所、風呂、トイレもぶっ壊してくれました。↓
キッチン洗面風呂ゾーンのブロックは、ブロックの中に鉄筋の無い、無筋ブロックでした💦よく持ったなー!
解体してみて、分かることが沢山あるようです。
思ったよりボロボロなようで、大規模な構造補強をするようです。
これに関してはケチってはいかないので、しっかり行ってもらうよう依頼しました。
そのほか、例えば柱の具合。
天井から床まで全て露わになって見てみると、柱が土台までいっておらず途中までで止まっている物(笑)や、
太くあってほしい大黒柱が、ほっそーい、、だったり。。
また、入口入ってすぐ見える立派な柱、
この古民家を建てた際に初めて使ったとは思えない、くり抜いて木を詰めた箇所。。
分析するに実はこの古民家を建てる際に、前に建てた家を解体した時に残しておいた柱を使っていたのだろうと、、
多分関東大震災前に建築されたと思われるため、その前といったら江戸時代、、、!?
文字だけでは分かりにくいので、写真貼ります。↓
毎度驚きいっぱい腹いっぱいな古民家リフォーム😅
この古い柱に「よく頑張ってんな、これからもよろしくね」と沢山パチパチと叩いときました。🤚
その他、仕様や間取りについて色々とお話してきました。
私たちの価値観として、
予算に振り分ける優先順位は構造が一番、
外観内観の維持が二番、
間取りや設備が三番といったところです。
現状の間取りはこんな感じ。↓
間取りは正直、余計な口出しをしないのが一番です。
素人がいたずらに口を出すと必ず失敗することを知っているからです。
なのでこちらでほぼFIX。構造上、壁が必要なら足してOKですよとお話しました。
立面図は後日にでもアップします。
まず、屋根!
屋根は現状の形を残すことがが第一とお伝えしました。
今は茅葺き屋根の上に、金属屋根を被せた形になっています。
これはこのまま変えずに、ただ金属屋根に錆があるので、それを直してもらうようご依頼しました。
その他、庇になっている瓦屋根の部分はできれば瓦を入れ替える。
北側の水回り増築部分は、ガルバでいいかな?と思ってます。
外壁は杉板を鎧張りにする予定です。
玄関は土間。
何でもかんでも家の中に入れるつもりは無いけれど、今の土間をいたずらに潰したくない!
という思いがあったので、この大きさを巡って嫁さんと小争いしましたが死守できました。
床は杉の無垢材。水回りも含めて。
クッションフロアなどは全く使わず、見切りが入らないためダイソンも全て掃除してくれそうです。
茅葺きや梁を見せる形で仕上げたいので、天井は高くなります。
なので、シーリングファンを付けようと考えてます。
体積が大きいので冬寒いのは、、、もう我慢やね!
冬は太陽の高度が低いので、南側から太陽光が中まで入ってきますし、
夏は軒の出が深いので太陽が中まで入ってこず、茅葺き屋根の遮熱効果で涼しい。
古民家って日本の気候にあったつくりをしてるんだなーとしみじみ感じました。
冬の夜以外は、、、☃️
仕事で嫌なことがあっても古民家のことを考えると明るい気持ちになります。
あとは仕事も楽しいものに巡り会えたら、、、