おはようございます。
今回は、公務員組織や会社がどんな取り組み方をしている受験生を採用したいかという話を書いていきます。
これから、公務員試験や就職・転職試験に挑む人は、面接官(公務員・会社の代表と捉えましょう)がどんな人物を求めているのか参考にしてくださいね。
会社に子供な職員は必要でない
実際に会社には色々な人がいます。
すぐに気づきますが、主体的に仕事をする自立したできる人というのは、ほんの僅かしかいません。
大きい会社になればなるほどそれは顕著になります。
私の働いた都道府県庁でもそうでしたが、終身雇用という制度のもとに会社に甘えた職員がいたことは事実です。
まあ、素晴らしい大企業においてもこういう人は一定数いるんだと思いますが。
言われたことしかできない。
言われたことをやればいいと思っている。
前例のあることしかできない。
自分では何も新しいことはできない。役職名がなければ人をひきつけていくことができない。
そういう人が大勢、会社の中にのさばっている。
無名の大衆として、会社というぬるま湯に浸かっている。
上記の言葉は少々辛らつな印象ですが、こういう大人の皮を被った子供な職員は存在します。
しかし、こういったマニュアルどおりのことをやってくれるマニュアルレイバーは、高度経済成長期においては結構存在価値がありました。
量がものをいう時代ですから、それなりに使い道があったのです。
しかし、時代は平成末期。マニュアルレイバーは役所や会社においてほとんど必要がなくなりました。
今必要な人材は、主体性のある自立した人間、新しい価値をつくり出せる人材です。
「大人」の受験生が本当の「大人な職員」になる
面接官の多くは、その会社の中でも、「目の覚めた大人の職員」です。
面接官は、今の自分の会社に危機感を抱いています。
だから、自分のような大人の職員候補を求めています。
まだ就業経験がない人が、まだ子供なのは仕方ないです。
当たり前です。
そういう人が大人になるには、一つだけ変えればいいのです。
それは、「心」です。
大人としての心構え、人間としてのあるべき姿、大人社会で活躍するための考え方をまず身につけよう。
そして、それを行動に移そう。
大人な「課題」と「人」への取り組み方
学生時代の優等生と大人社会のできる人では、取り組み方に違いがあります。
課題への取り組み方
優等生は「言われたことをそのとおりにこなす」ことに対し、できる人は「言われたことに問題意識を持ち、そもそも何のためにやるのか、目的を再確認しながら、やり方を工夫し、期待以上のことをやる」
そして、それを当たり前のこととしてやり、新しい価値をつくり出す。
これができる人です。
自らつくり出してこそ仕事ですよね。
書きながら、私も反省…
人への取り組み方
優等生は「周りの和を乱さないように仲良くする」のに対し、できる人は「人とぶつかることを恐れない」
もちろん感情的にぶつかるのではなくて、人それぞれに合わせて接し方を工夫したうえでぶつかることができます。
また、嫌われることを恐れないけれど、嫌われないようにぶつかることができ、その上で強い絆を築くことができます。
いつの時代も会社を動かしてきたのは、こういった人たちです。
これらは心が大人に変わったからこそできる取り組みです。
私は基本的に本のアウトプットから、「これは」と思ったトピックを厳選して書いています。
今回は書きながら自分ごととして捉え、考えてしまう機会がより多かったです。
なので、ブログを通して私も成長していきたいなと思います!