こんにちは!
Takatoraです。
今回からは、人文科学に入ります。
教養試験全般はこちら
第1回目は世界史です。
1、出題頻度と難易度
都道府県庁や国税専門官で各1問です。
そう。しっかり勉強しても1問しかでないんです。コスパ悪いですよね。でも、教養試験って、コスパの悪い科目の集合体です。このような出題にしている意図って、幅広い知識をもっているかどうかの他に、我慢強さを試されているんだと思うんです。私の主観ですが。
出題は1問でも、難易度は職種によって若干異なります。
都庁は設問の文章が2,3行で、問われる内容も、「何時代の誰はどんなことをした」と、一つでも間違えていたら×がつけられる優しい問題になっています。暗記すれば解ける問題ばかりです。
一方、国税専門官は文章が4,5行の設問になります。。「何時代のこの関係は、何々によって崩壊し、何々体制へと移っていった」という具合です。これは、単に暗記すればいいというわけにもいかず、その背景まで理解しなくてはなりません。
そのため、己の暗記に頼るのでは気力と体力に限界が来るのはあっという間だと思います。
そこでおすすめしたいのは、。世界史を壮大なストーリーとして理解していくという事です。これは、私オリジナルの覚え方ではありません。いろいろネットで調べたり、試行錯誤してたどり着いた勉強方法です。これは世界史に限らず日本史の勉強法にも応用が利きます。。
世界史の途中で途切れることなく現在まで時が続いていく性質を生かした勉強方法になります。
ここで私個人的な話で恐縮ですが、ドラゴンクエストってご存知ですか?テレビゲームに詳しくなくとも、聞いたことぐらいはあるのではないでしょうか。
ドラゴンクエストは主人公が仲間と一緒に冒険しながら最大の敵を倒す物語です。
私、ドラゴンクエストが小さいころから好きで、いつか自分も広い世界を冒険したいなと思ったものです。
主人公たちの身なりが中世ヨーロッパ風のいでたちで、恰好よかったです。
その影響かもしれませんが、中世ヨーロッパを含む世界の歴史を学べる世界史は好きでした。
勉強していると、ドラゴンクエストで遊んでいた小さいころ(今もやっています。ドラクエ11楽しかった!)を思い浮かべてしまいます。
そして唯一の得意科目でした。
2、勉強の仕方
・ドラゴンクエスト(1~11まで)の時系列のように1つの大きな年表をつくる。。
世界の歴史は一つで繋がっています。
だから私は、一つの大きな年表をつくってそれを理解していました。たとえば、ヨーロッパでこれが起こっていたころ、中国ではこんな時代だったとか。
ただ、勉強するなかであれもこれもと出来事を追加すると書ききれなくなってしまうので、頻出問題だけを抽出して書き出していました。
ここはクールに公務員試験のためと割り切っていました。
・国税専門官対策として、問題集の解説をしっかり理解する。
特にこれは国税専門官対策です。問題集の解説を単なる答え合わせで終わらせるのではなく、この設問はどんな背景の文章だったのか理解してください。
場合によっては、年表に書き込むのもいいです。
・場合によっては、、、
この世界史、科目によっては日本史or世界史から1問という職種もあるようです。
「歴史は好きじゃない」っていう人は、片方にやまを張るか、捨ててほかの人文科学または、自然科学に力を入れるかの選択も悪くないと思います。