独学公務員)Takatora 電車運転士や古民家などなど

高卒で電車運転士しながら独学で県庁のキャリアへ転職。築100年の古民家に住む。現在無職…どうするTakatora

こんな勉強をやってはいけない

こんにちは!

Takatoraです。

 

今回紹介する「Takatoraの戦術書を読む」は、

石井貴士著「やってはいけない勉強法」です!

 

やってはいけない勉強法

やってはいけない勉強法

 

 この本は2017年に発売されてから売れ続けているロングセラー本です。

 

ふつう勉強法の本だったら、「○○式勉強法」とか、「これをやれ」的なタイトルで私たちをあおってくる本が多いですが、この本は「やってはいけない」と逆説的に勉強法を書いているところが印象深いです。

 

私は遅ればせながら最近買ったのですが、今現在行なっている英単語100周チャレンジを考え直すような事などなど、今までの勉強法を覆すようなことがかなりかいてありました。

 

たくさん参考にできるところがあったのですが、その中でもTakatora的に「これは!」という箇所を抜粋してまとめてみましたので、どうぞお読みください。

 

また、「足りない!」という方もいるでしょう。その方はぜひ書店でご購入ください。(私はこの本のまわし者ではありません)

 

  

1、はじめに

 

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正しい勉強法を学ぶ前に、「やってはいけない勉強法」を学んでおく

なかなか勉強法本には無い書き出しでした。私は本を買う時、『著者のプロフィール』『はじめに』『目次』『おわりに』を読んでから購入を決意するのですが、この本はこの書き出しで「買おう」となりました。今まででトップクラスです。今まで「正しい勉強法はなんだ?」という視点で考えてきたのでピーンときたわけです。

 

「バカのまま努力しても、結局はバカのままである」

結構挑発的ですよね。でもまあ言ってることは分かります。私も小中高時代、勉強してもまったく成績は上がりませんでした。

 

努力して天才になるのではなく、天才になってから努力せよ

今のバカなままの自分の状態で努力してもたかが知れています。この本では①やってはいけない勉強法が書かれており、②天才の勉強法が書かれ③努力をする順序でやるべきだと書いてあります。

 

2、やってはいけない勉強法

 

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やってはいけない! 独学でがんばる

これで天才に! 先生をつける

まずはじめに言っときます。独学で地方上級職の公務員試験に受かることは可能です。

一応ここに私の意見記事。

 

でも、独学って色々コスパ悪いんです。この本でも独学は時間の使い方として間違っていると書いてあります。一々分からないところがあると調べなきゃいけないので時間がかかるんです。先生をつけたら一瞬で教えてくれますからね。

 

やってはいけない! 1冊の参考書を繰り返す

これで天才に! 現存する参考書は全て買う

これは私の今後の勉強計画を揺るがす事でした。普通、何周も何周も問題集を回しなさいって言いません?でもそれって、天才からすればまったく意味がない勉強法なんだそうです。天才は、全ての参考書を買うんだそうです。なぜかというと、

すべての問題が見たことのある問題ならば、満点が取れて当然です。

、、、まあ言っている意味は分かる。だけど、全部の参考書を読む時間なんてなくない?普通の人ならそう思いますよね?私は思いました。後ほど取り上げますが、天才は瞬間記憶というもので見開き2ページを0.5秒のスピードで参考書をめくって覚えるんだそうです。

マジか、、、

 

3、やってはいけない記憶法 

 

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やってはいけない! 書いて覚える

これで天才に! 目で見て覚える

これはすでにやっている人も多いのではないでしょうか。理由は当然、目で見て覚えた方が書いて覚えるよりも効率が上がるからです。

記憶に残すために大事なことは何回も繰り返すことですので、一つ一つじっくりやるよりも全体を何周も反復して覚えた方が記憶に定着します。

 

やってはいけない! 机の前に座って覚える

これで天才に! 歩き回りながら音読する

私はこれはよくやってます。現在、私は毎日早朝にカフェへ行き勉強しているのですが、いつもの席は椅子のないハイテーブルカウンターの隅っこです。そこで忙しく歩くビジネスマンたちを見ながら英単語を勉強しています。そしてたまに足を動かしたりしながらしてます。

 

やってはいけない! 覚えようとする

これで天才に! 忘れようとする

天才は凡人と逆のことを考えますね。覚えようとするから覚えることに失敗するんだと。忘れようとしながら暗記すれば忘れることを失敗して覚えられるそうです。

今まで、こんな事考えた事なかったです。

 

4、やってはいけない英語勉強法

 

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やってはいけない! 配点が高いので、まずは長文のトレーニングをする

これで天才に! 英単語→英熟語→英文法→長文の順で勉強する

この本は入試向けに作られています。そのため、配点が高い長文となっています。

しかし、公務員試験の文章理解の英文も長文で一問4.5分で解かなくてはいけないので一緒です。英単語〜英文法が未熟な状態で長文読解すると辞書ばかり開けていて時間の無駄です。それよりも英単語〜英文法を完璧に仕上がれば辞書を引かずに長文読解ができます。それに、

「長文に飢えている」という状態で長文を読むので、どんどん内容が入ってくるようになるのです。

 

やってはいけない! 1冊の英単語帳を使う

これで天才に! 英単語帳を9冊使う

期間にもよりますが英単語帳9冊と聞いて出来る気しますか?私はできません。。

理由として

その英単語帳に掲載されていない英単語が必ず存在するからです。

そのため9冊やるのが理想だそうです。

 

5、まとめ

 

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以上、一部分を抜粋して紹介しました。

そのほかにも、「やってはいけないノート術」「やってはいけない勉強法」「やってはいけない勉強習慣」と章が続きます。また、今回紹介したトピックも章のたった一部分です。

 

石井氏の勉強法は天才の勉強法であるため、他の勉強法とは一線を画しています。まずやってはいけない勉強法を確認し、天才の勉強方法を手に入れる。そして努力する。そのため、この本の内容を中途半端にいいとこ取りするのはあまりオススメしません。

 

ただ、これをマスターすればいわゆる天才と呼ばれる部類に入るでしょう。私はそう思います。

やってはいけない勉強法

やってはいけない勉強法

 

〈参考文献〉石井貴士『やってはいけない勉強法』東京、きずな出版、2017年