おはようございます。
Takatoraです。
今回は、そもそもの根本である働くとはいったい何か?というところを書いていきたいと思います。
民間の就活や公務員試験を勉強している人はもちろん、入社して何年か経ち、「なんで働いているのだろう?」と迷走しそうになってる人のためにも書いてみました。
働くこととは何か?
働くこととはいったいなんでしょうか?
「仕事はお金を得るただの手段。趣味のために生きている」
「仕事は家族を養うための道具。それ以上でも以下でもない」
そのいずれも仕事は仕事として割り切り、別に夢を作って向かって頑張る考え方です。
仕事に対する考え方は人それぞれだから絶対に否定はしません。
しかし、それで人生は最高に楽しいものになるでしょうか。
なかなか難しいのではないでしょうか。
それは僕たちが社会に生きるものだからである。
私も高校卒業してすぐに入った会社では、仕事が第一とは考えず、趣味やプライベートを一番にしていた人間でした。
今思い起こせば、新入社員のくせになかなかなヤツだったと思います。
しかし、はじめはそんなスタンスで仕事をしましたが、この考えはすぐに辛くなりました。
なぜか。趣味だと、「誰かの役に立っている」実感がなかったからです。
「働くこと」とは、誰かの役に立つことでお金をもらうこと。
この考え方をもって公務員試験に挑戦する人は尊いですし、たくさんいて欲しいです。
社会に生きる私たちは、生まれた時から今まで、誰かに助けられ生きています。
社会人として数年働いている人で、目の前の業務に追われ周りが見えなくなっている方。
一度「働くとは」の原点に立ち返ってみてください。
僕たち人間は、社会とも他人とも、どうしようもなく密接に結びついた存在であり、社会や他人抜きでは存在することさえできないのである。
就職するとはどういうことか?
みなさんはなぜ、就職するのですか?または、就職しましたか?
大学を卒業したから?稼がないといけないから?
一度入社すると、今までとは想像もつかない忙しさに翻弄され、自分を見つめ直す時間はありません。
そして気づいた時にはすでに時遅し。
「こんなはずでは」
そうならないように、自分の夢をしっかりと持つこと。
これが大事になります。
この記事は夢を持つことについても触れてます↓
しっかり考えた上で、就職することがベストだと思った人だけが就職すれば良いと思います。
就職はあくまで働くことの一部にすぎません。
漫然と「就職する」と考えている人は、本当にそれでいいのか。
また、就職したけど、このままで夢は実現できるのだろうか考えてみてください。
会社の罠にはまってはいけない
公務員の組織や会社には当たり前の罠があります。
そもそも「社員の幸せ」を第一にして存在しているものではないという当たり前のことを忘れないでほしい。
以前あった財務省の不祥事や、大企業の不祥事を見れば明らかでしょう。
どんなに優秀な人が集まった組織でさえ、いい加減な事をしています。
まだまだ改善の必要があるのです。
そんな組織に属すのですから、以前は合致していたその会社と「自分の夢」がどんどん離れていってしまうことは当たり前にあります。
会社は、受け身な気持ちで「期待に応え続ければ、いつかご褒美としてハッピーにさせてくれる」というところではない。
自分の夢、自分のビジョンを持っていないと必ず流されるところである。
会社では、会社の悪口、上司の悪口が平気で出てきます。特に飲み会なんか汚い言葉がバンバンと。
その時、自分も悪口を言いたい同じ気持ちになってしまったら要注意です。
それは、どこかに「会社のせいで今の自分はこうやんだ」と思ってしまう節があるからです。
会社の悪口を言う人は、自分に実力や結果が伴っていないだけです。
だからしんどい状況にいるのです。そういう人を会社は利用します。
こちらがやるべき事は、会社を利用することです。
会社から期待されるビジョン以前に、それよりも大事なものとして自分のビジョンを持ち、さらに会社の中の自分の存在意義や価値だけでなく、社名を外したところでの社会の自分の価値を意識し、実力をつけていかないと、いつの間にか会社にぶら下がる存在になっていく。
就職活動とは何か?
それでは就職活動とはなんでしょうか?
今まで書いてきた事を見れば分かると思います。
就職活動は夢をつかみとるための最初の活動
単なる仕事選びではありません。実現したい自分になるためのはじめの一歩です。
これからの人生を探し、デザインし、作り上げるはじめの行動になります。
もし、迷走してしまったら、就職活動について一度立ち返ってみてもいいと思います。
〈参考文献〉
杉村太郎、熊谷智宏『絶対内定2018』ダイヤモンド社、東京都、2018年