独学高卒でも地方上級公務員に合格

ハンデを乗り越えて都庁含む都道府県庁、国税専門官に合格しました。ブログでは公務員試験情報のほか、実用書レビューや、現在勉強中の日商簿記1級、TOEIC、プログラミングについても語ります。

「まちづくり」志望の地方公務員が知っておくべき事実

おはようございます。

Takatoraです。

 

今回は久しぶりの公務員関連の話です。

 

よく公務員の志望動機で「まちづくりに貢献したい」という話を聞きます。

 

まちづくり部署は人気部署の一つです。

 

「官民学と色々なセクターを巻き込んで、今の街をダイナミックに蘇らせたい」

 

「環境にやさしいまちづくりを推進したい」

 

「地域社会に寄り添いながらまちづくりを進めたい」

 

後輩から散々聞かされました。

 

まちづくり、特に道路関連部署って実は土木部署の花形部署なんです。

 

大体の官公庁に道路関連部署が2つ3つあるのはその理由だからです。

 

道路が一番で、その下に河川や港湾、住宅や公園、公舎修繕など順番は分かりませんが続きます。

 

とまあ、土木部署はたくさんあります。

役所にとって土木は要の部署です。

 

しかし、民間企業は役所の土木部署に対してあまり簡単でない思いを持っているようです。

 

今回はそんな民間企業の裏の顔について、実体験を混ぜながら書いていきます。

 

もちろんコンプライアンスは守ったうえで

 

デベロッパーは裏で公務員をどう思っているか

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まちづくりと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、デベロッパーや不動産会社です。

 

まちづくりをするにあたってまず必要なのは、広大な敷地です。

 

大規模な都市開発には広大な土地が必要ですよね。

 

その場合、個人で全て所有しているケースはほとんどなく、個人個人が小規模に所有しています。

 

ざっくり土地の取得について誤解を恐れず書きますと、自治体の計画のもと行われる都市開発は、都道府県や市区町村の自治体が用地買収をし、必要なサイズに調整(換地処分といいます)して、まちづくりの協力先であるデベロッパーなどに売ったり貸したりなんなりするわけです。

 

そこで、自治体とデベロッパーや不動産会社と調整するのですが、 現場で話し合うのは大抵デベロッパーの子会社や下請企業になります。少なくとも私はそうでした。

 

肝心のデベロッパーはというと、最後に全部話がまとまった時に現地に訪れる一回きりでした。

 

当時、私の担当した案件では、最終日に20代くらいの若い社員が訪れて挨拶にきました。

 

丁寧な挨拶で、不快に感じることはありませんでした。

 

しかし、帰り道にふと目をやると、なんとハイヤーが待っているではありませんか。

 

これは、都道府県や市区町村職員に対しては全く眼中にないという意味でしょう。

 

それからこの人とは二度と会いませんでした。

 

20代くらいの若い社員に対してこれ以上言及することは避けますが、デベロッパーは自治体職員に対してそんな認識なのです。

 

設計会社は裏で公務員をどう思っているか

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公舎について、ある程度の規模の修繕や建替をするならば設計管理業務が必須になってきます。

 

その際設計会社は、官公庁から設計管理業務を受託しますが、多くの設計会社は役所の担当者、特に事務担当者に対して知識の無い人間だと思っています。

 

そのため、設計会社は公務員を無知な人間であると想定して打合せに臨みます。

 

これはしょうがない側面もあります。

 

行政事務採用で入庁した自治体職員は土木科目の採用試験ではありませんし、数年で全くジャンルの異なる部署へ異動しますから、専門性を身につける暇がありません。

 

よく言えばなんでもできる、悪く言えばどれも中途半端なのが行政事務です。

 

「まちづくり」に貢献したい公務員志望の人へ 

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「まちづくり」と聞くと、なんとなくカッコイイとか、ダイナミックなどポジティブなイメージを湧く人が多いでしょう。

 

しかし実際は、裏の顔を持ち合わせた民間企業や大学などと連携しなければなりません。

 

「まちづくり」が一番の志望動機の人は、そういった相手に対して、いい意味で期待を裏切るような思考・行動で立ち向かってください。

 

私も当時、建築施工について全くの初心者でしたが、その時取られた相手の態度が悔しくて猛勉強をしました。その結果、対等に話ができるようになりました。

 

行政というと、縁の下で支えるイメージがあり、裏調整に回ればいいやと思ってしまいがちですが、民間や大学には出来なくて行政にできることって沢山あります。

まちづくり。行政人もどんどん表に立って活躍すべきです。

 

そして数年で異動になってしまうのなら、それまでに担当分野を極めるまでです!

なんでもかんでもハイレベルで仕事をこなせるゼネラリスト&スペシャリストな行政人になりましょう!