こんにちは!
Takatoraです。
今回は思想についてです。
公務員はさまざまな方たちと相対することとなります。
公務員は全体の奉仕者ですから、どんな相手に対しても門前払いなどできず、
何らかの対応をしなければなりません。
思想を勉強すると、いろんな学者のいろんな思想を覚えなければなりません。これは、公務員の選べない顧客の主張を受け止めなければいけない過程と、少し似ています。
時に思想は、後付けでぬ国の正当性を説明するようなとんでもないものまであります。公務員を目指すみなさん、思想の勉強は大切です。
1、思想の効果的な理解方法
この思想という科目の難しいところは、理解が難しいということです。そして人名も読みにくい、、焦
特にローマ時代の人名なんかわざとつけたんじゃないかっていうくらいの読みづらさです。
こういった人名も主張内容も分かりづらい思想をどのように理解するようにしたか。
それは、色んな種類・グループに分類することです。
思想家の人たちは思い思いの事を主張していますが、「理想の社会とは何か」とか、「世界はどんな仕組みでできているのか」など大きなくくりでグループ分けをすると、内容の理解が進みます。
そして、西洋思想と東洋思想に分ける事も大切です。西洋と東洋とでは社会が形成されていく過程が全く違いますので。私はこのように理解しながら勉強しました。
もし思想の勉強に行き詰まったら参考にしてください。
2、西洋思想
古代ギリシア・ローマの思想から始まり、20世紀オーストリアのフライトに至るまで、膨大な思想家が登場します。
私が個人的に印象に残ったのはイタリアのマキャベリです。
著者「君主論」は有名ですが、国家統一の目的を達成するためには、君主は反道徳的な手段(暴力・裏切り)を用いても構わないという思想に、かなり危険な香りを感じました。
3、東洋思想
東洋思想も古くは古代中国の諸子百家から、日本の夏目漱石に至るまで幅広いです。
沢山の思想家が登場しますが、江戸時代の思想家、荻生徂徠の「経世済民」に関しては、この時初めて経済の語源を知りました。
4、タイトルの意味
さて、タイトルの意味ですがわかりましたでしょうか。
お気付きの方もいると思いますが、これは、あのストア派創始者ゼノンの名言です。(古代ギリシアのゼノンとは別人の思想家です)
「人間が苦しむのはロゴス(理性、宇宙の力)を正しく作用させず、パトス(欲望、恐怖、苦悩)に惑わされているから。強固な自制心によりパトスを振り切ることで情念から解放された状態(アパテイア)を目指すべき」ということです。
はい。難しくてちんぷんかんぷんですよね苦笑
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