こんにちは!
Takatoraです。
今回は学歴と公務員の関係について話をします。
1、自分の学歴を人に話せますか?
皆さんの学歴は他人に堂々と言えますか?
東大とか京大なら、ほとんどの人は躊躇せずに言えるでしょう。
また、地方上級公務員レベルの人であれば地元国立大学までは躊躇なく言えるでしょう。
私は、、、おそらく当時、日本中の地方上級職の中で一番学歴が低かった自信があります。全然自慢になりません。。。詳しくはこちら
都道府県庁在籍時、自分から学歴を言うことは全くありませんでした。
大学だけでなく、高校名も明かしていません。それはやっぱりコンプレックスがあったからです。
でも内心は全くの逆でした。
それは、「自分みたいな低学歴でもみんなと同じ土俵に立って仕事ができるんだ」という気持ちでした。
ブログだからこんなきれいな文ですが、心の中はもっとスラングな言い方です。
(まあ、新卒からの人と比べてスタートラインに立つのは遅いんですけどね)
それに私には民間企業の経験があります。
これが負の側面を持つこともありましたが、通常は良い方に働いていました。
公務員になる前に民間を経験して本当に良かったと思います。
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2、学歴と仕事の出来不出来の関係
「学歴と仕事ができる・できないは関係ない」これは良くちまたで言われます。
しかし私は「学歴が良いと仕事ができる」はある程度比例の関係があると思います。
これは実体験を元に思います。
私は特別仕事ができるとか、仕事が早い人間ではありません。
(金儲けがうまい・うまくないとは別の話です)でも振り返ってみて、最低でも並み以上の仕事は出来たかなと思います。
それは、私が独力で能力を上げたのが主要因ではありません。
環境が自分を変えます。
周りに優秀な人がそろった環境で仕事をすると、自然と自分の能力も上がります。
正確には、上げざるを得ない状況になるので自発的に能力を上げる行動をします。
民間時代の人たちの能力が低かったとは言ってません。
民間時代は民間時代で社会人の基本を学ばせてもらって感謝しています。
でもやはり都道府県庁ではできる人が結構いました。
「たかが公務員」と言われるかもしれませんが、そういう方と仕事ができて良かったなと思います。
3、低学歴は地方上級に合格できるか?
低学歴や留年、高卒は地方上級に合格できるか。
いままで書いたことを見れば分かるとおり、地方上級レベルならば学歴を気にする質問自体が愚問であることは一目瞭然です。自信をもって試験に臨んでください。
まあ、学歴を気にするのは単純に「低学歴でも筆記試験に通れるのか」のほかに「面接でマイナス評価にならないか」という視点で不安になる人もいると思います。
その人たちに言いたい。「むしろそれはプラス評価ではないか」と。
シンプルに考えます。低学歴の人は高学歴の人と比べて大学1年生時の勉強レベルは低いです。
その状態から今に至るまでの伸び率は低学歴の人の方が沢山レベルを上げなければいけないわけですから、最近に至るまでの努力は低学歴の人の方が頑張ったわけです。
誇るべきでしょう。
ですから面接時においても「俺は私はこんなに頑張って勉強してきたんだ!そうまでして地方上級として仕事に就きたいんだ」という意欲が見えます。
私も面接のときはむしろ堂々と臨みました。
民間時代にこういった場面をたくさん経験したため場数だけは踏んできたので「慣れ」もありましたが。
4、最後に
最後に言いたいこと
地方上級について言及しましたが、都道府県庁レベルならば地方初級でも出世することは可能です。
一般的初級・中級・上級に壁はありません。
そして私は低学歴の人が頑張るのを特別偉いとは思っていません。
「今回ここまで言ってんだから、学歴不要論者だろ」そんな声が聞こえてきそう、、、
私はむしろ、幼い時から努力してきた高学歴の人に対しリスペクトの気持ちがあります。
私は幼いころ、恥ずかしながら勉強をすることの価値が分かっていませんでした。
でも職業選択の自由は憲法で国から保障されています。自分の学歴に臆せず一生懸命勉強してください。
追記:国家総合職とはべつの話ですからね!